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鍋料理で健康を考えてみましょう

野菜、食べていますか?
野菜は「健康に良い」と理解していても、意識しなければ十分な摂取をすることができません。1食1皿以上・1日5皿分を食べることを目指しましょう。調理の工夫をしたり、簡単に野菜を多く食べるメニューを選んだり、工夫が必要です。

皆さんは野菜を十分に食べていますか?
厚生労働省が実施している「国民健康・栄養調査」をみると、生活習慣病予防・改善のための取り組みとして、「野菜をたくさん食べるようにしている」と回答した人(30歳以上)は、男性約45%女性約60%にのぼります。他の調査では「健康維持のために野菜を摂ることは重要だと思うか」に対して、「重要である」と回答した人は98%にも上ります。さらに別の調査でも「健康増進を図る方法」として「野菜類や果物類を多く摂取している」と回答した人は、他の項目をおさえ最も多くなっていました。
前述の国民健康・栄養調査で野菜類平均摂取量を見ますと、成人男性で約290g女性で約270gとなっています。特に20~30歳代は、約240gと成人の平均より約50gも少ない量になっています。野菜は「健康に良い」ことは知っているけれど、意識しなければなかなか十分に食べることができないのではないでしょうか。
生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するための目標値の一つに「野菜類を1日350g以上食べましょう」が掲げられています。前述の摂取量と比較しますと、例えば「ほうれん草のお浸し」では小鉢1皿分程度が不足していることになります。若い世代では小鉢2皿分も不足していることになります。目標値をクリアするためには、1回の食事にサラダや野菜が主材料の小鉢を1皿以上、1日で5-6皿分を食べることが必要になってきます。
食事は野菜だけでなく、ごはんや肉・魚など様々な食品を組み合わせて食べることにより、必要な栄養素をまんべんなく摂ることが必要です。そのため「野菜を350g食べれば良い」という目標ではなく、野菜と一緒に食べる食品からの栄養素摂取のバランスも加味されているものです。野菜を食べるということは、食生活全般を見直すことにつながるのです。
野菜には、ビタミンやミネラル・食物繊維を多く含んでいます。多くの研究で野菜を多く食べることは脳卒中や心臓病、ある種のがんにかかる確率を低下させるという結果が出ています。
野菜に含まれるビタミンは、ごはんなどに含まれる炭水化物が体内でエネルギーに変わる手助けをしてくれます。摂取した栄養素が体内で利用されるためには、ビタミン類(特にB群)をきちんと摂ることが必要になります。またミネラルは、生体機能の維持・調整に不可欠で、特に野菜に多く含まれるカリウムは、余分なナトリウム(食塩)を体外に排泄するのを手助けしてくれ、高血圧の予防にもなります。しかし腎臓を患っている人はカリウムの排泄が十分にできないことがありますので注意が必要です。また野菜、特に色の濃い野菜(カボチャ・水菜など)にはカルシウムも多く含まれています。
野菜は低脂肪、低エネルギーでありながら「かさ」が多いことから、満腹感を与えてくれます。反対にかさが多いと食べにくいということがあるかもしれません。

そこで、野菜を多く食べる料理としておすすめなのが鍋料理です。お肉や魚介類などと一緒に、たくさんの野菜を入れてみましょう。

旬野菜で鍋料理を楽しみましょう!ダイエット効果も!?

鍋料理にはさまざまなメリットがたくさんあります。

鍋料理でカラダを温める
カラダが冷えきっている冬は、カラダを内側から温めてくれる鍋料理は女性にとって心強い味方ですよね。カラダが冷えていると、代謝が下がり、血流も悪くなるのでダイエットをしている方にも良いことがありません。カラダの芯から温まることで、基礎代謝を上げ、カロリー消費しやすいカラダを作ることができます。
また鍋は野菜を多くとることができる料理です。サラダや炒め物に比べて、野菜は煮込むことで食物繊維が柔らかくなり多く食べることができます。また野菜と一緒に、鍋に入れることが多いきのこ類にも食物繊維が多く含まれています。食物繊維が多く含まれる鍋料理を食べることで、女性のお悩みに多い便秘の解消や、肌荒れの改善が期待できます。

温かい鍋料理は満腹中枢を刺激しやすい

満腹中枢はサラダなど冷たい食べ物よりも、温かい食べ物を食べたときの方が刺激されるといいます。水分を含む温かい鍋料理を食べることで、満腹感を得やすくなり食べ過ぎを防ぐことができます。また野菜やきのこ類といった低カロリーの食材を食べることで、総摂取カロリーも抑えることができます。
また、温かい鍋料理は急いで食べるよりも、ゆっくり時間をかけて食べますよね。時間をかけて食事をすることで、通常よりも満腹感を得やすくなります。食べ過ぎが気になる方、ダイエットをされている方にはまさにオススメの料理といえるでしょう。

旬野菜で鍋料理を楽しむ

旬野菜が一度に楽しめるのも鍋料理の良いところですよね。冬に旬を迎える野菜には、白菜、春菊、小松菜、ほうれん草など…たくさんの食材があげられるかと思います。旬野菜にはその季節に合った栄養価が多く含まれるため、積極的に取っていくことで、その時期に私達が必要とする栄養を補うことができます。
また、鍋で煮ることで見た目にも量が減り、思ったよりも野菜を食べられます。普段野菜不足を気にして生野菜のサラダを意識して食べている、といった方も、鍋料理での野菜摂取は手軽で効率的ではないでしょうか。

冬はやっぱり鍋ですね
このように鍋は、美味しいだけでなく健康・栄養面で非常に合理的な食事です。
冬のシーズン、家族と、恋人と、同僚と、取引先と、様々なシーンで鍋が活躍するでしょう。鍋料理にはたくさんのバリエーションがあります。色々試してみるのも楽しみです。