facebook

美味しい鶏辞典Dictionary

鶏ハムの保存方法について~冷蔵庫で何日もつのか~

自宅で手軽に作れる料理として主婦の間で人気の高い鶏ハム。使用する鶏の胸肉はモモ肉よりも安価ですので、家計にも優しくお得な食材のひとつ。
そんな鶏胸肉を塩とお好みの調味料で漬けて、低温でボイルしたものが鶏ハムの基本的な作り方です。

はちみつを加えたり、ハーブを混ぜることによってオリジナル性が増しますのでアレンジのしやすい料理となります。

そんな鶏ハムですが、正しい保存期間はどれくらいか知っていますか?
自宅で作る鶏ハムは市販の商品と違って防腐剤・保存料などを使いませんので保存可能な期間は短めとなっています。
ここでは冷蔵庫で保存した場合の適正な期間と、鶏ハムを使ったおすすめのレシピをご紹介していきます。

保存性の高いレシピを選びましたので、翌日には自分や子どものお弁当にも使えて便利。
ぜひ参考にしてみてください。

鶏ハムの冷蔵庫での保存期間

通常、ハムは保存食ですから賞味期限は長めに設定されています。
しかし、自宅で作る鶏ハムは通常のものと違って塩分濃度が高くありませんので長期保存には向きません。

冷蔵庫で保存する場合は夏場で2日程度、冬場でも3~4日程度となっています。
この際、鶏ハムはラップで密閉した状態にしてタッパーなどに入れて保存してください。

ラップをすることによって、鶏ハムがパサつくことを抑えてくれます。
そのままでタッパーに入れるだけですと、水分が容器の中にたまって腐りやすくなる原因となってしまいますので注意してください。

鶏ハムを使った保存の効くアレンジレシピ

○鶏ハムのアスパラ巻きスライス~彩りの人参と一緒に~

【材料】
・鶏胸肉…1枚
・アスパラガス…2本
・人参…半本(お好みで)
・★塩…大さじ1
・★はちみつ…適量
・★胡椒…適量
・★オレガノ…少量

【手順】
1・鶏胸肉をなるべく平らに開き、フォークで数箇所を刺して味が染み込みやすくします。

2・★マークの調味料を入れたジッパー付きの保存袋に1を入れてよく揉み込みます。

3・できれば一晩、早くても半日ほど冷蔵庫で2を漬け込みます。このとき、袋の中の空気をなるべくなくし真空状態に近くすることで早くお肉に味が浸透します。

4・漬け込みが終わった鶏胸肉を取り出し、一度流水で余分な調味料を流します。次に他の材料の下処理に入ります。

5・アスパラガスは根本の節部分を削ぎ落として、水洗いをしておく。

6・人参は皮をピーラーなどで剥いて、縦に長めの短冊状にカット。

7・流水で洗った鶏胸肉の端にアスパラガスと人参を引いて、棒状になるように丸めていきます。

8・丸めた7をラップでぴったりと巻きます。このとき、あとで加熱する際に破れたりしないように2重にしておきましょう。

9・大きめの鍋にお湯を沸騰させ、その中に8を入れます。

10・鶏ハムを入れてから1分ほど加熱し、あとは火を止めて余熱で中心まで熱を通します。

11・加熱が終わった10を取り出し、荒熱が冷めるまで待ってから冷蔵庫に入れます。

12・冷蔵庫で充分に冷めて味が馴染んだら完成です。

保存期間は冷蔵庫でおよそ2日から3日となります。
このレシピの便利なところは冷凍保存もできるというところです。
アスパラも人参も冷凍しても味に変化が起きにくい食材ですし、解凍もしやすいので保存するには適しています。

冷凍庫で保存する際にはあらかじめ一度で食べるくらいの量にカットして、ラップに包んで冷凍しておきましょう。
こうすることで解凍時間が短縮され、大きなものをカットしてもう一度再冷凍するという手間が省けます。

冷凍したものは、夜のうちに冷蔵庫に入れて解凍することによって翌日のお弁当にすぐ入れられて便利。
安価で栄養価が高いレシピですので、お子さんにも適したお得な料理となっています。

○鶏ハム南蛮酢かけ

【材料】
・鶏ハム…1本
・たまねぎ…半分
・にんじん…半本
・おろし生姜…適量 1/2かけ
・万能ネギ…1パック3/1パック
・★醤油…大さじ1
・★鶏ガラスープ…50cc1カップ
・★レモン汁…大さじ1
・★酢…50cc
・★砂糖…大さじ1
・★タカの爪…1本
・白髪ネギ…適量
・粒マスタード…適量

1・鶏ハムを5mm幅でスライスする。

※鶏ハムが無い場合。
水1.5リットルに対して塩を大さじ1加えて沸騰させる。下味をつけた鶏胸肉をラップで巻いたものを投入。弱火で3分火を通し、火を止めそのまま冷ませば完成。

2・たまねぎは半月の薄切り、にんじんは2mm幅の細切りに。

3・2の野菜を油でいためて軽く塩をする。粗熱が取れたらしょうが、万能ネギと混ぜておく。

4・★の材料をすべて混ぜあわせる。
(鶏ハムを自作した場合は、鶏ガラスープの代わりにその煮汁を入れるとさらに風味が増します。)

5・カットした鶏ハムに3の野菜を盛り付けて、4の調味料をかければ完成。粒マスタードと白髪ネギはお好みで添えてください。
(お子さんなどがいる家庭では除いた方がいいかもしれませんので)

こちらはタッパーに入れて、調味料を多めに浸しておけば保存期間も少し延びます。
酢には殺菌効果が期待され、レモン汁を加えることでその作用を強くさせ保存に適した状態にすることができます。
あまり長く漬け込みすぎると味が濃くなってしまいますので、冷蔵庫で保存したとしても3日程度を目安に食べきりましょう。

またこのレシピの「野菜と調味料の作り方・合わせ方」を覚えておけば冷凍の鶏ハムにも応用できますので、食卓やお弁当のレパートリーが増えるかと思います。
ささみをただボイルしたものにかけても使えますから女性の方にもヘルシーな一品としておすすめです。

○鶏ハムの燻製

【材料】
・鶏胸肉…2枚
・はちみつ…適量
・★塩…大さじ3
・★砂糖…大さじ1
・★胡椒…適量
・ローズマリー…5~6本
・スモークチップ材(お好みの香りを)

1・鶏肉にはちみつを塗り、保存袋で密閉させて1時間ほど冷蔵庫で寝かせる。

2・その間に3リットルの水を鍋で沸かす。

3・水が沸いた鍋に★の調味料を入れて混ぜ合わせておく。
(ローズマリーを入れたら2~3分加熱して火を止める)

4・ローズマリーは取り除き、3に1を入れて弱火で30分加熱します。

5・加熱が終わると鶏ハムが完成しますので、水分を取ってしばらく乾燥させておきます。

6・鶏ハムの表面が乾いてきたら燻製の用意をします。

7・中華鍋にアルミホイルを引いて、そこにスモークチップをセット。その上に網を置き、鶏ハムがスモーク材に直接当たらないようにします。

8・網の上に鶏ハムを置き、鍋に蓋をしたら弱火から中火ほどの火にかけて約10分待ちます。

9・鶏ハムの表面が濃い茶色に変わったら完成です。

保存を目的とした場合、とにかく水分をなくすことが肝心です。
食材が腐る第一原因は水分の腐食で、乾物が長期保存に優れているのはこのためです。

その点において燻製という料理方法は非常に優れていて、保存期間を最大限に延ばすことができます。

燻製時間にもよりますが、だいたい冷蔵庫に入れて3~4日程度はもつと思いますがこの際にラップで密閉度を高めておくことを忘れないようにしましょう。

食卓の一品においてもいいですし、お酒のお供にも最適なレシピです。
お好みでスモークチップの種類を変えることで味の変化も楽しんでいただけます。

注意点としては燻製後だいたい1時間くらいおいてから食べてください。
燻製直後は燻した香りが強いので苦味を感じてしまいます。
少し時間をおくことで、味と香りが馴染み食べごろの燻製鶏ハムが完成します。