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美味しい鶏辞典Dictionary

鶏ハムの日持ちはどれくらい?賞味期限は?

サラダチキンなどの名称でコンビニエンスストアでも売られている鶏ハムですが、最近では家庭で自作する人も増えてきています。
アレンジも簡単で様々なレシピが出ていますが、鶏ハムがどれくらい日持ちするか知っていますか?

鶏ハムはじっくりと熱を通すことによって、鶏肉特有のパサついた食感をなくしたジューシーな味わいが醍醐味です。
その分、ちょっと賞味期限が気になるという方も多いはず。

ここではそんな鶏ハムがどれくらい日持ちするのか、またなるべく長く日持ちさせるためのレシピをご紹介していきたいと思います。

鶏ハムは何日ほど日持ちするのか?

鶏ハムには基本的に塩と砂糖(はちみつなど)を主な調味料として使います。
一般的な鶏ハムですと、だいたい作ってから冷蔵庫で保存して3~4日程度が賞味期限といわれています。
冷凍庫に入れておくと3週間程度が目安になりますね。

ちなみに保存する際に知っておきたいのは食材の塩分濃度です。
塩分濃度は高ければ高いほど長期保存に向きます。

通常の豚のハムなどで、生ハムというと数年かけて熟成させるわけですがこれは塩を幾度となく擦り込むことによって雑菌の繁殖を防いでいるわけです。
そのため、生ハムなどはそのまま食べたときにけっこうな塩味を感じます。
これは味つけが目的ではなく、長期にわたって保存するということが目的だからということになります。

鶏ハムにも同じことがいえますが、塩分濃度を高めれば比較的日持ちを長くすることが可能です。
そんな日持ちすることを目的とした鶏ハムの作り方や、その鶏ハムを使ったアレンジレシピをいくつかご紹介していきますのでどうぞ参考にしてみてください。

日持ちがする鶏ハムの作り方

【材料】

・鶏胸肉…2枚
・塩…大さじ5
・砂糖…大さじ1

【手順】

1・まず鶏むね肉の皮と脂を取り除きます。丁寧に取ってあげると出来上がりもよくなります。

2・身の厚い部分を切り込みを入れて開いてください。全体が2cmほどの厚さになるようにならしましょう

3・肉の両面に砂糖をすり込みます。たたくようにすり込んでください。その後、塩も同様にすり込みましょう。

4・3をジッパー付き保存袋へ並べて入れたらそのまま冷蔵庫で3時間寝かせます。寝かせることで味が染みこみます。

5・4を取り出したらクッキングペーパなどで押さえて水分を取りましょう。そして常温に戻します。
常温に戻したら広げたラップに少し重ねた状態で肉を置いてからクルクルと筒状に丸めましょう。
丸めたらしっかりとラップを巻きつけて形を整えてください。
空気が入らないように両端もしっかりとねじってからタコ糸で縛りましょう。

6・5を立て、上から軽く押すようにすれば綺麗に形が整います。
そして再度ラップをしっかり巻いてジッパー付きの保存袋へ入れ、空気を抜いたらしっかりと口を閉じましょう。

7・厚くて深い鍋にたっぷりの水を沸騰させたら6を入れて蓋をします。
蓋をしたら火は止めてください。そのまま3時間置きましょう。

8・時間が経ったら鍋から取り出して荒熱が取れたら完成です。

この鶏ハムの作り方でのポイントは塩の量と、鶏肉を常温に戻すということです。
通常の鶏ハムであれば塩は大さじ2くらいが適量ですが、あえて日持ちをさせるために塩を多めに使っています。

また、鶏肉を最初に常温に戻しておくことで全体的に火が通りやすくすることも重要です。
加熱にムラがあるとそこから段々と劣化していきますので、均一に火が通っている状態こそが日持ちするための大事な要素となってきます。

こうして塩分濃度を高めて、全体的な加熱が充分である鶏ハムであればだいたい1週間ほど日持ちがしますので主婦の方にもありがたい食材になりますね。
ちなみにこの鶏ハムの場合はカットして保存するよりも、そのまま保存した方が効果的です。
カットすると酸素に触れる面積が多くなりますので、腐りやすくなるともいえますから。

料理に使う際には使用分だけカットして、あとは断面に合わせてピタッとラップをしてまた冷蔵庫に戻してください。

次に、少し通常より塩味が強いこの鶏ハムを使ったアレンジレシピを見ていきたいと思います。

塩分濃度を高めた日持ちする鶏ハムのアレンジレシピ

○鶏ハムとわかめ、きゅうりの酢の物

【材料】
・鶏ハム…半分
・わかめ(乾燥物でも可)…150g
・きゅうり…2本
・みょうが…1本
・酢…大さじ2

【手順】
1・さきほど作った塩分濃度の高い鶏ハムを使用します。これを手で食べやすい大きさにちぎっておきます。

2・わかめは乾燥しているものであれば水でもどしておきましょう。生のものであればサッと水洗いをして水気を切っておきます。

3・きゅうりは丸形になるように1cm幅にカットしていきます。この際に厚すぎると味が馴染まなくなるので注意してください。

4・みょうがはお好みの大きさに乱切りにしておきます。

5・ボールに1、2、3と酢を加えて混ぜ合わせます。その後、保存袋に入れてさらによく揉み込みます。冷蔵庫に入れて30分ほど寝かせます。

6・冷蔵庫から取り出したらお皿に盛り付けて、みょうがを全体的にちらして完成です。

もともと日持ちするように作ったこの鶏ハムはそのまま食べるにはちょっと塩味が強いと思いますので、わかめやきゅうりといったサッパリとした食材と合わせることで丁度いい塩梅になります。
このアレンジ法であれば普通酢の物を作るときに使用する塩を入れる必要がありません。

わかめやきゅうりだけの酢の物よりボリューム感も出て、しっかりとした味付けになるのでお子さんにも食べさせやすい料理になるはずです。
野菜嫌いのお子さんがいるお母さんには是非一度試してみてもらいたいと思います。
ちなみに塩分が気になる場合は、わかめやきゅうりを倍量にすると全体の塩分濃度が下がりますので問題はありませんよ。

○中華風春雨サラダ

【材料】
・鶏ハム…1枚
・きゅうり…2本
・人参…半本
・春雨…200g
・きくらげ…50g
・中華ドレッシング…適量

【手順】
1・こちらもさきほどの鶏ハムを使います。食べやすい大きさに乱切りをしておきます。

2・きゅうりと人参は長さ3cmほどの千切りにしましょう。

3・春雨はたっぷりのお湯で茹でて水気を切ります。

4・きくらげも水で戻しておいて、水気を切っておきましょう。

5・1~4をすべて大きめのボールに移して、全体的によく混ぜ合わせます。
そのあと、適量の中華ドレッシングをまわしかけて完成です。

こちらも非常に簡単なアレンジレシピのひとつとなります。
中華風の春雨サラダにはよくプレスハムなどが使われていますが、その代わりに鶏ハムを使用した一品です。

鶏ハム以外はほとんど味が淡白なものばかりですので、塩気が効いた鶏ハムの味がよく活きる料理といっていいでしょう。
ドレッシングは比較的普通のときより少なめで充分です。
あまりかけすぎると味が濃くなりすぎてしまいますので。

日持ちするように作った鶏ハムはあっさり食材と合わせて

塩分濃度を高めると鶏ハムも日持ちしやすくなることをご説明しましたが、食べるときにはあっさりとした食材と合わせて料理としてのバランスをとることをおすすめします。

ご紹介したようなアレンジレシピであれば全体の塩分濃度も下がり、且つしっかりとした味付けで美味しく楽しめると思いますのでぜひ挑戦してみてください。

特にきゅうりは塩気も吸い取り食感的にも非常によく合う食材なので、ご紹介したようなサラダ系に仕上げるのが良いと思います。